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デイサービスを利用する子ども

 デイサービスを利用する子どもは、学校教育法が定めるところの学校、すなわち小学校、中学校、特別支援学校、高等専門学校等に通っています。成人するまで利用することができます。しかしこれらの学校以外に通っている子どもたち、例えば各種専修学校、専門学校等に在籍しているだけでは、利用することができません。また、15歳以上になると、就学しておらず、在宅の状況にある子どもも利用することができません。但し、日中一時支援の形は認められていますし、生活介護を利用することも妨げられません。

 放課後デイサービスはこれまで、独自の発展を遂げてきました。元々は心身障碍児通園事業に淵源があるのですが、そこに療育の流れが混ざったことで、放課後に安心して過ごすことのできる居場所を提供したり、地域で豊かな交流経験を持ったりさせることが、大きな役割になっています。ですから昔とは違い、今では小規模な運営体制は旧児童デイサービスに特化しています。サービスを提供する場所、スタッフの資格要件も厳格なものでないからです。特に高齢者福祉事業者、学習塾等の事業参入が目立っているのも、そうした背景があってのことだと理解しましょう。

 児童デイサービスはもともと、保護者が働きながらにして、安心して子どもを預けられる居場所というニーズに対応して生まれたのでした。しかし放課後等デイサービスにおいては、肢体不自由児等の医療ケアを念頭に置いてはいるものの、いわゆる発達支援型の医療支援は類型として存在していないのが現状です。つまり重症心身障碍児を対象としてはいないのです。彼らを招き入れることのできる事業所は、特別な基準で定められています。従来の重症心身障碍児通園事業の基準がそれに当たり、スタッフの配置や報酬が細かく定められています。