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デイサービスの提供時間

放課後等デイサービスの提供時間については、注意を要します。というのも、放課後の定義が曖昧だからです。通常放課後とは、授業が終わった後の時間帯を指すように思われますが、学校教育はなにも授業だけではありません。部活動や生徒会活動も立派な教育の一つです。ですから放課後とは学校の敷地から出た後の時間帯であると定義することもできるでしょう。しかし放課後等デイサービスはこの定義に基づかない方が良いのかもしれません。なぜなら、デイサービス事業所はしばしば、学校で使っていない教室を利用したり、学校の敷地内部にサービス提供場所を設けたりしているからです。この慣習を軸にすると、授業が終われば放課後であると考えた方が、デイサービスの提供時間と合致していることになります。

 実際の下校時刻は学校によって多少の差はありますし、行事が催されることで、早い時間帯に帰ることもあります。デイサービス事業所はそうした点を踏まえ、臨機応変に開業時間帯を決定する必要があるのです。いえ、子どもたちのスケジュールだけを気に掛けているのでは間に合いません。保護者の都合にも出来る限り合わせることが大切です。就労時間はそれこそ人によって大きく異なりますから、個々の事情をしっかりと聴き取り、対応することが求められるでしょう。それは平日だけの話ではなく、休日や長期休暇中においても同様の柔軟さを発揮しなければなりません。

 ところで訪問教育を受けている重症心身障碍児は特別な事情が発生するため、注意が必要です。健常児とは異なり、訪問日以外に教育を受けることができません。そうした事情に鑑みれば、訪問日を除いた日を休日と見做すことが認められるべきでしょう。

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